瓦乍籠の詭弁録

喃多哩 唖里玖の創作雑記

オパーリンの生命のスープ

オパーリン亭でランチを召し上がれ

品数は3つ、勿論どれもとびっきり

主役は勿論ロマネスコ

フラクタル構造のニクいあいつ

1つめの料理はコバルト60でお化粧した

これ以上芽も出ない、腐らない

完璧なロマネスコ

その一房一房をぺきりと折って

一口サイズで召し上がれ

2つめの料理はなんとガム!?

化学のスープに漬け込んだ

DNAたっぷりのくっちゃくちゃなガム!

ハシで端から巻き取って口に放り込んでご覧よ

目が覚めるような刺激的な味!

最後はスープ、味付けは塩のみ?

いや、ドライトマトでもベーコンでも美味しいな

ロマネスコをさっと茹であげて

茎の部分にかけてはしっかりつぶし

上の部分はほどよく残して歯切れよく

周りの葉っぱを油でカリッと揚げ焼きすれば

クルトンみたいにサックサク

茹で汁にお好みで具を足して味を整えたら

この店一番の人気メニュー

オパーリン亭の生命のスープ

出来上がり〜〜