多感作用と誰が為の共感

萊草唳の創作雑記

2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

虚実―軈て落ち、剥がれ逝くもの―

『未だ見果てぬ可能性の海に捧ぐ。そして想いは現代のプロメテウスと共に。 …創造の篝火を決して絶やすことがないように。』 Meta-berthどこかにある、待ち合わせ場所 ―――どこででもあって、どこへでもない場所。 そこかしこに、あらゆる「何か」の痕跡があ…

戦禍哀歌

敵は何処だ 有象無象虚像を撃ち抜け 延々と空っぽの屍が木霊する壁を塗り替えろ乗り越えられないから書き散らした落書きが悪夢を呼び覚ます 欠片を拾え 諸行無常偶像崇拝 延々と空っぽの論理が木霊する壁を打ち壊せ役になど立つ訳がない怒鳴り散らした咆哮が…